映画監督。群馬県出身。第一言語が日本手話のろう者。大学卒業後、香港で2年間手話言語学を学ぶ。2018年映画『虹色の朝が来るまで』を制作、翌年劇場公開。
2021年制作の『ジンジャーミルク』で、映文連アワード優秀賞、うえだ城下町映画祭大賞、TAMA NEW WAVE特別賞を受賞。2023年日本科学未来館の日本手話と日本語による案内動画や常設展示「ノーベルQ―ノーベル賞受賞者たちからの問い」の手話映像制作を手がける。映像展『湧動』ろう者と聴者の身体性から生まれる 融合表現の可能性〜湧き起こる「動」で交錯するふたつの世界〜では、撮影・編集を担当、ろう者の俳優で弟の今井彰人が出演し、撮影は群馬中心。映像制作後に聴者のピアニストの草田一駿が音楽を制作し収録するという新たな形の映像に取り組み話題となる。
CM制作や劇場映画の手話・ろう監修においても活躍中。
(photo by Eiri Motoyoshi)